愛犬のてんかん発作、66日間に連続4回。ちょっと不安な回数だ!

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愛犬コタロ-が、2021.3月27日にてんかん発作を起こしてからわずか66日で連続して3回目と4回目のてんかん発作を起こした。

2021.3月に続いて2回愛犬がてんかん発作を起こし、その症状を見てショックを受けてしまいこの先いったいどうなってしまうのか、不安ばかりが頭をよぎる毎日を過ごしていたところ、連続して5月7日に3回目、一週間後の14日に4回目のてんかん発作が起きてしまいました。

そこで前回と今回のてんかん発作の違いを比較し、今後の対応策を考えます。

獣医師のアドバイスのもと、抗てんかん薬を1日2回の服用を続け、服用を始めてから2週間以上たってから薬の利き目を調べるための血中濃度を測定し確認をして服用を続けてきた。(4月25日に結果が出た)

そんな中、愛犬コタローにまたしても連続2回、てんかん発作が起きてしまいとっても心配です。

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愛犬に連続して起きた過去2回のてんかん発作との違い

前回の連続てんかん発作の状況

いつも愛犬コタローは私が寝ているベッドの上で一緒に寝ていますが、一度寝てしまうと寝返りはうつものの朝までほとんど起きることはありません。最初にてんかん発作が起きてからは、寝返りを打つたびに気になり目が覚めてしまいます。

3月8日の1回目は朝ベッドから降りて少し歩き始めてから突然てんかん発作が起きその場に倒れ込み痙攣が20秒ぐらい続き、発作自体は2~3分だったような気がします。

3月27日の2回目は、深夜1時ごろ寝ていたベッドからいきなり立ち上がりその場でグルグル回りベッドの上で倒れ痙攣が始まり、その2~3秒後ベッドの上から落下し落下とほぼ同時に失禁。てんかん発作から痙攣が始まり、いつもの状態に戻るまで2~3分だったような気がする。

今回の連続てんかん発作の状況

2021.5月7日

午前6時ベッドの上で寝返りを打つときと同じような動きが始まりましたが、その瞬間に『てんかん発作』だとすぐに分かりました。

チョットしたことですが愛犬コタローの場合寝返りは2~3回で落ち着くところ、寝返りの延長で少しずつ動きがおかしくなってきました。

また、前回と同じように痙攣が始まるのかと思ったが、発作が起きたのとほぼ同時に自分でベッドから降り、(前回は意識を失いベッドから落ちる)少しの間その場でふらついていが、すぐに歩き始め玄関の方まで行きぼ~っとした感じで暫くの間その場に立ちつくす。

2021.5月14日

5時半に一度起きて吸着剤(リンや老廃物を体外に排出)を飲ませ、ベッドに戻るとコタローも一緒にベッドの上に6時少し前に起きるとコタローも起きて、両足を前に伸ばしお尻を持ち上げ伸びのポーズをとるとそのままの状態で発作を起こしてしまう。

私が先にベッドから出ていたのでベッドから落ちる愛犬コタローを受け止めた。

愛犬がいつもの状態に戻るまでにかかった時間の違い

2021.5月7日

過去の2回(3月8日、27日)はいずれも『てんかん発作』→『痙攣』→『いつもの状態』までの時間が2~3分位だったのに対して今回はふらついた状態は過去2回と比べてわりと安定していた感じだったが、『いつもの状態』に戻るまでの時間が長く40分位だった。その間愛犬コタローは、ぼ~っとした状態が長く続いき、少し歩いては止まり、また歩いては止まりを繰り返す。

2021.5月14日

ベッドから降りてすぐに起き上がり、ふらつきながらもすぐに歩き始める。お座りの姿勢でぼ~っとした状態が20~30分位は続く、その後徐々にいつもの状態に戻っていく。

過去の2回(3月8日、27日)と比較すると『いつもの状態』に戻るまでの時間が長い。

連続して起きるてんかん発作、その他項目のまとめ

失 禁

2021.5月7日

過去(3月8日、27日)と同様に失禁があった。それも一度ではなく連続3回位。3回位というのはここにも、ここにもと後で気づいた為

2021.5月14日

今回は失禁はなかった。

鼻 水

2021.5月7日

過去2回(3月8日、27日)の連続てんかん発作には見られなかった鼻水が出て、いつもの状態に戻るまで(40分間)だらだらと出っぱなしだった。最初は涎かな?と思ったが、よく見ると口からではなく鼻からだった。

2021.5月14日

鼻水も涎もなし

痙 攣

2021.5月7日

今回は過去の連続2回(3月8日、27日)とは違い痙攣は起こらなかった。痙攣が起こらなかったことが原因かどうかは明らかではないが、今回のてんかん発作は意識があったように思われる。

2021.5月14日

5月7日に続き今回も痙攣は起こらなかった。ベッドから降りて起き上がった時には意識はあったように感じられた。

舌の色

2021.5月7日

ピンクでいつもの健康なときと変わりなし。過去の2回(3月8日、27日)も同様。

2021.5月14日

今回もピンク色。

2021.5月7日 連続てんかん発作が起きる2週間前の状況

 4 24 (土)→ 今日は食欲がなく朝ご飯を食べない。夕食も少ししか食べない。抗てんかん薬は朝、夕方とも服用。時々、突然食欲がなく元気のない日があるが原因は分かっていない。

 4 25 (日)→ 今日は朝から元気。朝、夕ご飯を完食。抗てんかん薬は朝、夕方とも服用。

抗てんかん薬が血液中に含まれるかどうかの検査の結果が出た。少し濃度が足りなかったものの血中に薬物が確認された。

4 26 (月)/4 27 (火)→ 今日も朝から元気。朝、夕ご飯を完食。抗てんかん薬は朝、夕方とも服用。

4 28 (水)→ 今日は食欲がなく朝ご飯を食べない。夕食はどうにか食べたものの元気がない。抗てんかん薬は朝、夕方とも服用。

愛犬コタローは小さい頃からは歯磨きを嫌がりやらせてくれない。仕方がないのでデンタルジェルをたまに舐めさせる程度のことしかしてこなかった。少し前から気になっていたのですが両方の上の奥歯の歯石がビックリするぐらい大きくなっていた。コタローはその歯石を自分の手で取ろうとして口の中に手を入れるが取れる訳がない。

ちょっと諦めたようです

可哀想で見ていられず、獣医師さんに電話で状態を話したうえで動物病院へ行く。結論は歯石の除去は難しいとのこと。少し腫れてきているので抗生物質を1週間分処方してもらう。

帰って早速飲ませるも1時間ぐらいたつともどしてしまう。すぐに薬を変更してもらう。抗生物質は朝と夜の一日2回服用。

獣医師さんとの話の中で、突然食欲がなくなるのは歯石を含めた咥内環境があまり良くないのが原因かもとのことひょっとするとてんかん発作を引き起こす要因になっているかもしれない。

とにかく時間はかかるが愛犬コタローの為にも原因と考えられるものをひとつひとつ、つぶしていくしかない。

4 29 (木)→ 今日は朝食を食べ抗てんかん薬、抗生物質をのませ嘔吐しないか様子を見る。3時間経過しても嘔吐はないので変更した薬で問題ないかと思われる。夕ご飯も完食。薬は朝、夕方とも服用。

4 30 (金)→ 昨日から様子を見ていたが抗生物質による嘔吐もなく元気に朝食を食べ抗てんかん薬、抗生物質を服用。夕食も完食。薬は夕方も服用。

5 1 (土)→ 今日も元気に朝食を食べ抗生物質、抗てんかん薬を服用。夕食も完食。薬は夕方も服用。この調子がいつまで続くか?

5 5 (水)→ 5月1日から今日までおかげさまで元気、朝夕のご飯を元気に食べた。抗てんかん薬、腎臓の薬、抗生物質の薬も飲み順調。今日の夜で抗生物質は飲み切った。

5 6 (木)→ 朝夕のご飯を元気に食べ、抗てんかん薬、腎臓の薬を朝夕とも服用。

今後の連続てんかん発作に対する対応策

3月に2回、5月にも2回連続して発作が起きていて回復するまでの時間は長くなっているものの、痙攣、失禁などは治まって来ていることから獣医師さんに相談した結果、次の1から3を順に行い様子を見る。取りあえず、その1で暫く様子を見ることにした。

その1で暫く様子を見て、まだ連続でてんかん発作が続くような場合にはその2その3を行う。

その1. 服用時間をずらす

てんかん発作が起きている時間がいずれも朝の6時ということから、朝の服用時間は今まで通リで夜の服用時間を遅らせてみる。

今までは朝6時30分、夜18時30分でしたが、夜の時間を20時30分にしてみてしばらく様子を見る。

抗てんかん薬は一日2回(朝6時だと夜は18時で12時間開ける)決まった時間に服用させるのが一般的のようです。

その2. 抗てんかん薬の量を増やしてみる

今まで服用している量を少し増やす。例えば1.5倍

その3. 脳神経系統の検査

現在認められる症状として

a.頭が下がりそのままの状態で固まってしまうことがある。

b.一点を見つめて名前を呼んでも反応を示さないことがある。

c.寝ているときに足が小刻みに痙攣を起こすことがある。

d.歩いているときにふらつくことがある。

e.狭いとこに行きたがる。

f.暗いところに行く。

a~fは脳の神経細胞が過剰に同期して電気的活動を起こすことで生じることや遺伝的な背景また、脳以外に原因があって二次性疾患により機能障害を起こし発作を誘発することもあることから脳の神経細胞を調べ原因特定につなげていく。

まとめ

  • 愛犬コタローのてんかん発作は今まで連続して4回あったが痙攣を伴うことはなくなってきた。
  • 痙攣を起こさなくなってきた反面いつもの状態に戻るまで時間がかかっている。
  • ちょっとした事でふらつくことも連続して起きている。
  • ぼ~っとして一点を見つめる時間が長くなった。
  • 連続して起きるてんかん発作の場合迷わず獣医師に診てもらう。

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