愛犬が掃除機に戦いを挑み吠える理由と解決策を考える!

この記事は約5分で読めます。

世の中には色々な音があり、自然と私たちの耳に聞こえてきます。人工的に作り出される音や、自然界から作り出される音と様々ですが、聴力が優れている愛犬には人間が聞くことのできない音を自然と毎日聞いていることで、時には吠えることもあるようです。

今回は掃除機が発する音に愛犬がとる行動についてのお話でが、愛犬が掃除機の音に反応し逃げ回ったり、追いかけたり、噛みついたり、吠えることでチョット困っていませんか?

我が家の愛犬コタローも同じ悩みを抱えていました。ですので掃除機とどうすればうまく付き合えるかをコタローを参考に検証していきます。

愛犬コタローは掃除をする時に掃除機を見ただけで、あっちこっち走り回り最後には吠えるので掃除がとっても大変でした。

スポンサーリンク

掃除機に噛みつき吠える愛犬コタロー

愛犬コタローは掃除機をかける度に反応を示し吠えるので掃除機がけが思うように出来ず苦労していました。そこでなぜコタローは掃除機に戦いを挑むのか?その原因について考えてみます。

掃除機の音と動きと形状が苦手だった

愛犬の性格、個体差によっても違いはあるもののコタローの場合は臆病な性格なので、過敏に反応してしまうことが多かったのです。

臆病のあまり掃除機の音と動きから自分の身を守ろうとして攻撃を加える結果に繋がっているようです。

掃除機をとりだし掃除機を動かし始めると、まず最初に吸い込み口にパンチを連発し、それでも掃除機の動きが止まらないと次は噛みつき、さらに吠える。今まで見た事のないものが自分の縄張りで自由奔放に動き回っていることに憶病なコタローは恐怖を感じているのだと考えます。

上記の行動を細かく分析してみる

はじめに音に対する反応ですが、掃除機の吸い込み口からは音は出ていないので単純にその動きに対して恐怖心を抱き、腰が引けた状態で前足で『こいつは何だ』と確認をし、さらに動きが止まらない場合には噛みつき、そしてほえる。そうして自分の縄張りから追い出そうとする。

掃除機の音は本体から出ているのですが、コタローの場合本体には噛みついたり攻撃を加えたりはしません。ということは掃除機本体から出る音と同時に動き始める吸い込み口が愛犬にとって、とっても気になる不愉快な存在なのかもしれません。

掃除機の音と動きと形状に対する対応策は!

検索をしてみると『音に慣れさせる』、『動きに慣れさせる』、『形状に慣れさせる』などの方法がいろいろ紹介されています。

その一例として掃除機のスィッチを入れずに吸い込み口を前後左右に動かし、動きと形状に慣れて貰ってからその後の段階としてスィッチを入れ掃除機は動かさづに音だけに慣れてもらう。

全てに慣れてもらってから実際に掃除を始め徐々に掃除機に慣れてもらう、ということが紹介されています。

このやり方を試してみるのも良いかもしれませんが、今回は愛犬コタローに試した他では紹介されていない方法をご案内します。

掃除機の隣に寝てもらう!

掃除機に慣れてもらう方法として、常に愛犬コタローには掃除機の側にいてもらい『掃除機は怖くないもの』だと認識してもらう必要があります。そこでコタローが寝るベッドの横に掃除機を置き昼間でも夜でもコタローがベッドで寝るときは掃除機がいつもすぐ横にあるという状況を作りました。

 

そうすることで掃除機の形に徐々に慣れ掃除機を特別視することもなくなってきました。掃除機はあるのが当たり前で怖くないものという意識が芽生えてきたように思われます。

掃除機と遊ばせる!

次の段階として、さらに慣れてもらうために掃除機を部屋の真ん中において置き、しばらく様子を観察する。時には攻撃を加え吠えることもあるが無視をする。愛犬が攻撃を加えても掃除機が反応しないので攻撃がおさまってくる。ポイントは攻撃を加えても決して叱らないこと。

さらに、掃除機を片づけるときにスィッチを入れず愛犬の側で動かしてみる。この一連の流れを3~4回行ってみる。するとパンチや噛みつき、吠えることも徐々になくなり最終的には攻撃がなくなった。

『掃除機をかける』と言い聞かせる

いくら掃除機に噛みついたとしても、掃除をしないわけにはいきません。最終的には慣れて貰うしかありませんが、掃除機そのものに慣れて貰うことと同時にもう一つ大事なことが『言い聞かせる』ことです。

掃除機をかける前にコタローに対して『掃除をするよ』と言い聞かせること。その後、掃除機をとりだし掃除を始めます。この時にコタローを刺激しないためにコタローのいない部屋から始めます。それを何度か繰り返すうちに、徐々に分かってきたみたいで『掃除をするよ』と言って、掃除機をかけ始めると掃除をしている部屋から移動をして他の部屋にいきます。そうして、今度は掃除が終わった部屋へコタローは移動をしていくようになりました。

掃除中は部屋から部屋への移動を繰り返し、最近では掃除機の後ろに行き伏せの状態で掃除を見学するようになってきたのです。

なぜ『掃除をするよ』と言ってから始めたかというと、散歩のときに『散歩に行くよ』と言うと嬉しそうに玄関まで走って行くのを見ていて、それがヒントになりました。

もしかすると『掃除をするよ』と言ってから掃除機をかけることで、散歩と同じようにその言葉に対して人間がとる行動を理解できるのではと考えたからです。

犬は言葉の意味は理解できませんが、人間と犬が共同で反復することで、人間が発する言葉と行動を理解できるようになるのかもしれません。

まとめ

  • 愛犬は自分の縄張りに侵入してくる掃除機に対して追い出そうとして吠える。
  • 性格が臆病な愛犬は掃除機に攻撃を加えることがある。
  • 掃除機に噛みつき吠えても決して叱らない。
  • 掃除機に慣れてもらうには掃除機の側にいてもらう時間を長く作ることが有効。
  • 時には掃除機と遊ばせることも必要。

コメント

タイトルとURLをコピーしました