毎日、出かける愛犬との散歩ですが、あまり危険な場所を意識して散歩をすることはないと思います。でも、無意識に立ち寄っている場所にこそ危険が多く潜んでいることがあります。今回は、愛犬の危険な場所についてのお話をまとめました。
愛犬の散歩ルートには必ずと言っていいほど以下の危険な場所があります。それぞれの場所で愛犬の安全を第一に考え事故が起きないようにしましょう。
1. 匂いに誘われるゴミ置き場は危険【拾い食い】
人間の生活ごみが集まるゴミ置き場は色々な匂いが溢れています。匂いのみならず、中には袋が破れゴミが飛び出している物もあるので誤食には十分注意したい。生ゴミ以外にもプラスチック製品の破片だったり、ガラス片、金属片などが散乱している危険性が高い。
仮に、愛犬が散歩の途中にゴミ置き場に行ってしまったときには飼い主さんが注意深く見守ってあげましょう。一旦、口にしてしまうと中々出す事が難しくなりますので、愛犬の名前を呼ぶなり飼い主さんが何か音を出すなりしてその場所からの注意を逸らすようにしてあげましょう。
2. 近所にある公園が以外にも危険【寄生虫】
散歩の途中に立ち寄る方も少なくない公園ですが、以外にも愛犬にとって危険な場所がある。日陰であっても湿度が高くなる所は寄生虫が大好きな環境です。例えば、シーソーの下、滑り台の下、ベンチの下等は寄生虫が特に好むところなので愛犬を近づけないようにしましょう。
さらに、公園には野良猫がたむろする場所もあり、そこにはノミ、マダニも多く生息していることがありますので野良猫がいる時は十分注意してあげましょう。
3. 河川敷、草むらに潜む危険【ノミ、マダニ、蚊】
愛犬の散歩ルートで近くに河川敷や草むらのエリアがあれば立ち寄りがちですが、これらの場所も危険が潜んでいる可能性が大いにありますので気お付けて、出来るだけ立ち入らないようにしましょう。時には、蛇などが生息していることもあるので注意しましょう。ノミ、マダニ、蚊の対策については下記サイトをご覧ください。
4. 水たまりにも危険が【タバコ、害虫駆除剤】
特に雨上がりの散歩では水たまりに気お付けましょう。犬は好んで水たまりに入ろうとしますので、できるだけ避けるようにしましょう。
理由は犬がその水を飲んでしまったり肉球を傷めてしまう事があるためです。雨上がりの水たまりには、流れてきた雨水がたまっていることもあるので何が溶け込んでいるのか分からないため危険です。さらに、ポイ捨てが多いタバコの吸い殻から溶け出たニコチンや、季節や場所によっては害虫駆除剤なども流れ込んでいる可能性も否定はできません。また、場所によって家庭から出る洗濯排水が溜っていることも考えられます。
肉球は水たまりに入り濡れてしまうと、ふやけた状態になってしまいます。ふやけた状態で長い時間アスファルトや砂利道を散歩すると何かの拍子に傷めてしまう事があります。
5. 駐車場に潜む危険【事故】
ある程度の面積があるので愛犬も飼い主さんも、遊びや運動の為につい入ってしまいがちですが駐車場は私有地であり無断で入ることは許されていない場所です。散歩で立ち入る事で車との接触事故の危険性や、愛犬が車体やタイヤを舐めることで体調不良を引き起こす危険性も十分に考えられます。夏場の炎天下で駐車したばかりの車は高温のため火傷をする危険性もあります。また、排泄などをした場合にはしっかり後始末をし、仮に立ち入ってしまった場合には速やかにその場所から離れるようにしましょう。
まとめ
犬の散歩で危険が潜んでいる場所について5つを挙げましたが、どれもが飼い主さんのちょっとした注意で防げるものばかりです。毎日のことなので、少しづつでも愛犬のために頑張って危険な場所は避けるようにしていきましょう。
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