犬も頭を使うと疲れる!上手に疲れてもらう3つの方法とは!

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犬は体を動かすだけでなく、頭(脳)を使うことでもエネルギーを消費し、心地よく疲れることができます。

「疲れさせる」と聞くと散歩や運動を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、実は考える・探す・選ぶといった行動も、犬にとっては大切な刺激です。

頭を使う時間が適切に取れている犬は、無駄ないたずらが減り、落ち着いた行動を取りやすくなる傾向があります。
それは単に疲れているからではなく、「満たされた状態」に近づいているからとも言えます。

この記事では、犬が無理なく頭を使い、心身のバランスを整えるための方法を3つご紹介します。

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犬が頭を使う方法とその重要性

犬が頭を使うことによる重要性は様々ありますが、何と言っても飼い主さんとのコミュニケーションの向上です。コミュニケーションがうまく図れることで愛犬との毎日の生活がより有意義なものになっていきます。

犬が頭を使うメリット

犬が脳を使うことは、体を使って運動することに匹敵するくらい疲れると言われてます。頭を使うことの重要性は、人間もそうですが愛犬も頭を使うことで若々しさを維持することができたり、ストレスの軽減や認知症の予防にも繋がります。犬自身が自己選択を出来るようになると、やる気、満足感が増してくることから飼い主さんとのより良い関係が、より築かれやすくなることも期待できます。

方法1. 頭を使う遊び

犬が知育トイなどで頭を使うと疲れる原因にもなります。頭(脳)を使うとエネルギーが消費されるためでその際に摂取したブドウ糖の多くが使われています。頭を使うことはかなり集中するので精神的に疲労感をともない、場合によっては肉体的疲労よりも回復に時間がかかることもあります。

それでは、上手に疲れてもらうための方法を紹介いたします。手軽に誰でもすぐに出来るものです。正解を探す過程そのものが、犬にとって大きな刺激になることから、必ずしも正解することだけがが目的ではありません。

ペットボトルを使って

●用意するものはペットボトルとおやつ、又はドッグフード
ペットボトルの大きさは500㎖または1ℓ、もっと大きくても大丈夫です。
ペットボトルは中をきれいに洗い乾燥させます。その中におやつ又はドッグフードを2~3ヶ入れ愛犬の前に起きます。そうすると前足でペットボトルを転がし始めペットボトルの中に入っているものが気になり何とかして取り出そうとします。
初めは中々取り出せずにいても、ペットボトルを壁に押し付けたり、噛みついて逆さにして振ってみたりと頭を使い取りだそうとします。そうしているうちにポロっと出てきて達成感を得られます。
あまりにも簡単に出来てしまうようなら難易度を上げるためにペットボトルをクシャクシャにして、直ぐに出てこないようにしてみましょう。

 

注意点は衛生面からペットボトルは使い捨てにしましょう。
さらに、ペットボトルを噛み切ってしまわないように気をつける必要があります。

知育グッズ

●グッズの中におやつを詰め込む
代表的なものはコングですが飽きの来ないように色々なタイプのものを揃えておくと効果的かもしれません。はじめは取り出しやすいように余裕をもって詰めるのがお薦めです。
徐々に形の違うおやつを組み合わせ取り出しにくくしていくと集中力が増していくでしょう。

おやつ当てゲーム

●皆さんも一度や二度は試したことがあると思うおやつ当てゲームです。
はじめに、左右どちらかの手におやつの匂いを付け愛犬の前に差し出しどちらの手に興味を示すか?
見事正解の場合には本物のおやつをあげ思いっきり褒めてあげましょう。
さらに、手を洗い逆の手でも試してみましょう。
今度は本物のおやつを使って行います。愛犬の目の前で両手を広げ、おやつは左手に乗せておきます。
そして、愛犬の目の前で両手を閉じ、その手を腰の後ろに隠しおやつを右手に持ち替えます。
そして再び愛犬の目の前に。
この場合、左手にのおやつの匂いが残っているので愛犬は迷います。それでも正解の時はハグしてあげましょう。

ボールキャッチ

●愛犬が加えやすい大きさの柔らかめのボールを用意
最初は近い距離から始めましょう。愛犬にお座りをさせタイミングを合わせてボールをトスします。
何度かやってみてうまくキャッチできたら大げさに褒めてあげましょう。
その後、徐々に距離を伸ばしていきます。
慣れてくるとどんな体勢からでも「ボール」と愛犬に声がけするだけでキャッチ出来るようになってきます。
ただし、ボールキャッチが得意な犬種とそうではない犬種もいます。
得意な犬種としては狩猟本能を発揮するビーグルやミニチュア・シュナウザー、アメリカン・コッカー・スパニエル、イングリッシュ・コッカー・スパニエルなどが代表的です。

飼い主さんの足くぐり

●使い慣れたおもちゃを用意
飼い主さんが歩くスピードに合わせて愛犬が飼い主さんの足の間を左右交互に歩きながらくぐる。
やり方としては愛犬が好きなおもちゃを両手に持ち、飼い主さんの足の間をくぐるように誘導してあげる。
一歩ずつくぐり歩きが出来るように頑張りましょう。
出来たら思いっきり褒めておやつをあげてください。
この遊びは上記の4つよりも頭を使うので愛犬も疲れます。
慣れてくるとハンドサインだけでくぐり歩きが出来るようになります。

方法2. 頭を使う匂い嗅ぎ

●犬が散歩のときに匂いを嗅ぐのは頭を使っているので疲れることに繋がります。
匂いを嗅ぐ犬の傾向は犬種を問わず小型犬に多く見られます。理由は地面との距離が近いことと、元々匂いを嗅ぐことで猟をしていた犬種(ビーグル、ダルメシアン、バゼットハウンド等々)に多く見られますが匂いを嗅ぐことは犬が持っている本来の本能で、最大の情報源になることからどの犬も等しく行うものです。

匂いを嗅ぐことは身体を動かすことよりも疲れることがあるため、雨で散歩に出かけられない時などに、お家の中でノーズワークなどで頭を使ってもらい上手に疲れてもらうのも一つの方法です。

犬が頭を使うと疲れるのはなぜ

犬が散歩で匂いを嗅ぐのは様々な情報収集をし解析することで脳が刺激されるので疲れやすくなります。匂いを嗅ぐことでパピーであれば色々な経験が出来るので社会勉強になりますし、老犬であればボケ防止にもなります。地面や電柱、草むら、道端などの匂いを嗅いでばかりで困るこがあっても、これは上記でもお話したように犬の本能なので匂い嗅ぎの最中は拾い食いなどをしないように飼い主さんが注意深く見守ってあげることが大切になってきます。

犬が匂いを嗅ぐことで得ている情報は

●地面、電柱、空気、人の匂いを嗅ぐことで
いつ、どんな犬や人、他の動物などが通ったかや、そこを通った犬の性別や年齢、健康状態や体格などの情報。
また、人間の体臭などからも同様の情報を得ることができます。
さらには、人間の感情を察知します。
ですので、その人が安全かそうではないかを匂いから判断しています。
散歩中の犬を見ていると人に近寄らなくても危険かもと感じた人には近寄って行きません。
これは、周りを漂う空気感から察知しているのかのしれません。
これらの様々な情報を得ることで、安心感に繋がっていきます。
傾向として、臆病で慎重な犬ほど自分の気持ちを落ち着かせようとするため匂い嗅ぎが多くなります。
犬の匂い嗅ぎ行動は、時として飼い主さんを悩ませることもありますが、全てを止めるのではなく、本能から起きる行動であることを理解しておく必要があります。

方法3. 頭を使う適度な運動

イギリスには「疲れた犬は良い犬だ」ということわざがあります。この意味は単に体が疲れるというのではなく心と体が程よく疲れた犬は「心穏やかに落ち着いて過ごせる」というものです。
ですので、頭を使う散歩を実行することが大切になります。

愛犬の散歩を考えると、どうしても身体的(運動)なことを考えがちになりますが、体は必然的に動くので、プラス頭を使う運動(散歩)を取り入れるも良いと思います。頭を使う散歩と言っても難しいものではありません。

●散歩ルートを変えてみる
毎日の散歩がいつも同じルートでは愛犬にとっても頭を使うことも少なくなり退屈な散歩になってしまいます。
そこで、一日2回散歩をしていれば1回は逆回りにしたり、
散歩ルートを3~4ルート決めておき朝と夕方でルートを変えたり、
日によって変えたりすることで、アスファルト、土、草むらなどの感触の違いや匂いの違いから
愛犬の頭もフル回転するので心身ともに程よい疲労感が得られるようになります。

●散歩のスピードを変えてみる
ゆっくりと歩いてみたり、少し速足になったり、走ってみたりすることで有酸素運動にもなり脳に酸素を取り入れることで脳が刺激をされ活性化することで精神的な満足感が得られます。

●犬、人とのふれあい
散歩をしていると他の犬や飼い主さんの出会うことも多くなります。
飼い主さんによってはそういった出会いを好む方もいれば、あまり好きではないという人もいて様々ですが、
犬同士が自然にお互いの距離を縮めていくようであれば交流がチョット苦手な飼い主さんでも軽く挨拶を交わすぐらいで、あとは愛犬同士の挨拶を見守ってあげましょう。
そうすることで、
犬の社会化が身につくのと同時に頭(脳)が刺激され、程よい疲れにも繋がりやすくなることが考えられます。

また、小さなお子さんが興味を持って近づいてくる場合は、保護者さんの了解を得たうえで子供と触れ合うのも愛犬のとってよい刺激になります。
この場合は、突然の動きに反応することもあるのでリードは短く持ち決して目を離さないようにしましょう。

まとめ

犬は体を動かすだけでなく、頭を使うことでも疲れます。
そしてその疲れ方は、単なる消耗ではなく、満足感を伴う心地よい疲れであることが多いです。

体と頭をバランスよく使うことで、落ち着いた行動につながり、日々の生活そのものが安定しやすくなります。
これは若い犬だけでなく、年齢を重ねた犬にとっても、心身の健康を保つうえで大切な要素です。

難しいことをする必要はありません。
遊びや散歩の中で、少しだけ「考える時間」を増やしてあげること。
それが、犬にとっての豊かな時間につながっていきます。

よくある質問(FAQ)

散歩に行っているのに、なぜ犬は落ち着かないのですか?

体を動かすだけの散歩では、頭を使う刺激が足りない場合があります。考える・探す・選ぶといった行動が加わることで、犬は満足感を得やすくなり、落ち着いた行動につながります。

頭を使わせると、犬にストレスはかかりませんか?

無理に難しいことをさせなければストレスにはなりません。遊び感覚でできる内容であれば、犬にとっては心地よい刺激になります。

匂い嗅ぎはどのくらいさせてあげればいいですか?

時間の長さよりも「満足したかどうか」が大切です。立ち止まってじっくり嗅ぐ時間を数回作るだけでも、犬は十分に頭を使っています。

シニア犬でも頭を使う遊びは必要ですか?

はい。年齢に合わせて難易度を下げることで、シニア犬にとっても良い刺激になります。生活に張りが出て、心身の健康維持にも役立ちます。

運動と頭を使う遊びは、どちらを優先すべきですか?

どちらか一方ではなく、バランスが大切です。体と頭の両方を使うことで、消耗ではなく満足感のある疲れ方につながります。

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