我が家の愛犬コタローは以前から下痢、嘔吐の症状を繰り返し病院通いをしても中々症状は改善されませんでした。処方された薬を服用し数日すると症状は改善されるも、暫くすると(1ヶ月くらい)下痢や嘔吐をぶり返してしまい完治することはありませんでした。
症状の割合は下痢7割、嘔吐3割、ときには両方が同時に起きることもあり見ているこちらも辛くなり、どのように対処してあげればよいのか途方に暮れることもしばしば。
そんな愛犬コタローの下痢と嘔吐が完治するまでの約5ヶ月間の記録です。
下痢、嘔吐がひどくなったと考えられる原因
下痢、嘔吐の症状が出始めたころは、その原因を全く考えることなくただ病院に連れて行き処方される薬(吐き気止め、下痢止め、ステロイド、ガスター)を飲ませるだけの繰り返しだった。
そんなことを何度繰り返してもいっこうによくならず『年齢のせいかも?』(当時10~11歳位)などとかってに思いこみ、そんな状況がしばらく続いた。(1~2年くらい)人間もそうだが歳のせいにするのはあまりよくないかもしれない。
一般的に下痢、嘔吐の主な原因は、例えば下痢でいうと感染症や環境の変化によるストレス、嘔吐では単純に食べ過ぎ、病的なものでは胃炎、肝疾患、腎疾患、感染症などがあるがその時点では特定することが出来ていなかった。
さすがにこのままでは症状が改善されないので、食事が原因なのかもしれないと思いかかり付けの獣医師さんに愛犬コタローの食事内容を細かく話をしてみました。
コタローの食事内容
- ドックフード(シニア用)おおさじ3杯ぐらい
- 鳥のササミ(1本の半分)冷凍しておいたものをチンしてからほぐして与える
- 鳥のカリカリささみをトッピング
- 7月7日からは低脂肪のチキン味の缶詰(大さじ3~4杯分少量のお湯で柔らかくする)
おやつ 鳥のカリカリささみ(コタローの大好物なので、ことあるごとに与えていた)、液状のちゅーる
ポカリスェツト 500mlのペットボトル(人が飲むものを3~4倍くらいに薄める)大体1日で飲み切る。ポカリを3日、水を1日のサイクルで続けていた。しかしこれが結果として良かったかは判断が付きかねるところ。
というのは、基本的に熱中症予防や低血糖の応急処置に使用することがあるが、コタローの場合は食欲不振、下痢、嘔吐を繰り返し脱水状態が考えられるため使用していたが、毎日使用するのではなく、あくまでも一時的な使用にとどめるべきと言われているようだ。
獣医師さんに『ポカリスェツトを与えても大丈夫ですか』と聞いて『いいですよ』と答えが返って来たので細かな指示も聞かず自己判断で与えてしまった。
また、コタローは心臓、腎臓にも軽度ながら持病があるためその点からも良くなかった。さらにポカリスェツトを日常的に続けると軟便になる。ポカリスェツトについても量、与え方を間違えたことが回復を遅らせた原因のひとつだと思われる。
ヨーグルト 人間用のヨーグルトの場合、当然ですがプレーンヨーグルトで糖分や添加物などが入っていない物、量は1日に小さじ1杯程度をトッピングで毎日与えるのが望ましい。
効果としては食欲増進、腸内環境を整えることが期待できる。
コタローの場合、量的には間違っていなかったものの毎日コンスタントに与えることが出来なかった。それは何種類もの薬やポカリスェツトに加えヨーグルトまでとなると、色々と与えすぎることの不安感と忙しさで忘れてしまう事もあり長続きはしなかった。今考えると、続けていると状況が変わっていたかもしれない。
獣医師さん曰く
と言われ少しビックリするやらガッカリするやら。なぜならコタローの大好物だからあげられないと思うと可哀想な気持になったからだ。(チョット過保護的な考えで犬の身体のためにはよくない)
また、普段与えているドックフードには愛犬が必要とする栄養素はバランスよく含まれているのでササミに限らず与えすぎは愛犬の体調を崩す原因になりかねない。
鳥のササミのあたえすぎが良くない理由
基本的に鳥のササミは低脂肪、低カロリーなので与えても特に問題はないようだ。特にダイエット中の愛犬には最適のようだ。
それなのにコタローはどうして下痢、嘔吐を繰り返したのか?
獣医師さんが言った通リ問題なのは与える量だった。朝食と夕食で1日1本食べるうえに、トッピングでカリカリささみ、さらにおやつでもカリカリささみを与えたのが過剰摂取になってしまったようだ。
それもコタローが3歳頃から10歳過ぎまで毎日食べていたので摂取しすぎは疑いの余地はない。長年にわたる蓄積も問題だと思われる。反省しきりです。犬は自分の健康を自分では管理できないから飼い主さんの責任は大きい!
コタローが自分の体調を考え、『今日はササミを少し控えておこう』と判断できると最高だけどね!そんな犬はまずいないと思う
『過ぎたるは及ばざるがごとし』だ。
さらに、ミネラルの一種であるリンという成分がササミには含まれていて、愛犬の身体には必要な栄養素であるものの、肉をメインとした食事をしているとリンの過剰摂取とカルシウム不足から骨が脆くなる可能性もある。
コタローは今のところ骨には問題はないが、腎臓に少し問題を抱えている。リンの過剰摂取は内蔵疾患を悪化する可能性があると言われているので、やはりササミの過剰摂取から来ていると考えられるかもしれない。
スーパーで売られているササミは1本当たり約60g前後
★コタローの場合を計算してみると
コタローは体重7~8㎏で小型犬、体重が7.5kgで1日の食事量が400gとして、食事量の15%とすると
400g×15%=60gになる、丁度ササミ1本分位だ
この量は下痢や嘔吐を繰り返す前から与えていた量になる。コタローの食事内容をお話したときに『1本は多すぎ』と言われた許容範囲内だと思われるが、それ以外にカリカリささみも与えていたことや、その犬の個体差にもよるのかもしれない。
体重18㎏で1日の食事量が800gとして、食事量の15%とすると
800g×15%=120g、ササミ2本分位
体重20㎏で1日の食事量が1200gとして、食事量の15%とすると
1200g×15%=180g、ササミ3本分位
コタローを除く中型、大型犬についてはあくまでも目安となり、個体差によっても異なりますので参考までに。
5ヶ月間の間に使用した薬の内容
- ステロイド(2020.3月以前から使用していた)
- ガスター(2020.3月以前から使用していた)
- 下痢止めと吐き気止め(2020.3月以前から使用していた)
- 憎帽弁閉鎖不全による慢性心不全を抑える薬(心臓の雑音、血液の軽度の逆流が認められたため)
- 消化管内のリンと老廃物を吸着する薬(6月9日から服用)
ササミを過剰に摂取し続けるとどうなるのか。約5ヶ月の体調の変化を見ていきます。少し長くなりますが、些細に記録しています。
下痢、嘔吐を繰り返した約5ヶ月の記録
冒頭でお話をした下痢、嘔吐を繰り返してきた中でどのような対応をし改善することが出来たのか、当然、病院での検査や薬の処方などもありますが大切なことは獣医師さんとの話し合いの中から出てくる最善の方法を探り出すことだと気づかされた。
犬用サプリ「腸の健康維持に」楽天ポイントが使える!貯まる!【毎日爽快 植物酵素&乳酸菌】下記の記録は途中までササミの過剰摂取が原因とは知らずに記録した体調、食事内容になっています。
2020 3月
4月8日までステロイドとガスターは服用していない。服用は1日1回。
21日(土)→(晴れ)体調やや不良、軟便。
22日(日)→(晴れ)下痢と嘔吐あり、食欲なし、全く食べず。
23日(月)→(曇りのち晴れ)下痢と嘔吐あり、食欲なし、全く食べず。
24日(火)→(曇りのち晴れ)体調やや改善、食欲少しでてきて食べたが軟便でやや黒い。
25日(水)→(晴れ)体調やや改善、食欲あり、普通に食べたが軟便、色は普通になった。
26日(木)→(晴れ)体調通常に戻った、食欲旺盛、それでもまだ軟便で色は普通。
27日(金)→(曇り)食欲旺盛、普通に食べたが軟便が続き3回目は下痢。
28日(土)→(晴れのち曇り)食欲旺盛、普通に食べて下痢はおさまったが軟便。
29日(日)→(雪)体調改善、食欲旺盛、朝食普通に食べ、夕食だけで3回、朝夕の散歩で排便なし、夕食後3回ウンチ、最初は普通のウンチだが最後は軟便に。
30日(月)→(曇り)体調改善、食欲旺盛、朝食普通に食べ、夕食だけで3回、朝夕の散歩で排便あり少量でやや軟便。
31日(火)→(曇り)体調改善、食欲旺盛、朝食普通に食べ、夕食だけで3回、朝夕の散歩で排便あり少量でやや軟便。
3月を振り返って
2020 4月
1日 (水)→(曇りのち雨)体調改善、食欲旺盛、朝食普通に食べ、夕食だけで2回、朝夕の散歩で排便あり少量でやや軟便。
2日 (木)→1日目と同じ状況。
3日 (金)→(晴れ)体調普通に、朝食普通に食べ、夕食1回、朝夕の散歩で排便あり少量、やや軟便。
4日 (土)→(晴れ)3日目と同じ状況。
5日 (日)→(曇り)3日目と同じ状況。
6日 (月)→(晴れ)体調やや不良、食欲やや減退、朝食食べない、夕食1回、朝夕の散歩で排便あり少量、やや軟便。
7日 (火)→(曇りのち晴れ)体調普通、食欲普通、朝食普通に食べ、夕食2回、朝夕の散歩で排便あり少量、やや軟便。
8日 (水)→(晴れ)体調普通、食欲普通、朝食普通に食べ、夕食1回、朝夕の散歩で排便あり少量、やや軟便、夕方嘔吐1回ありその後体調に変化なし、嘔吐の後体調が崩れないのは珍しいと思った。
9日 (木)→(晴れのち曇り)体調普通、食欲普通、朝食普通に食べ、夕食1回、朝ガスターとステロイドを服用朝夕の散歩で排便あり少量、やや軟便、午前3時ごろ嘔吐2回でピンク色の胃液のようなもの。
10日(金)→(晴れ)体調やや不良、食欲なし、朝食食べない、朝の散歩で排便あり少量、やや軟便、昼間に排便やや下痢気味、夕方の散歩では排便なし、夕食少し食べ、その後おやつをいつも通リ食べた。夜11:00下痢を沢山、色は黒に近い。多分血液が混じっていると思われる。
11日(土)→(晴れ)体調不良、朝の散歩なし、排便なし、朝食食べず昼にささみを少し食べた。
12日(日)→(曇り)体調やや不良、朝夕の散歩なし、排便なし、朝夕食は普通に食べた。
13日(月)→(雨)体調改善、朝夕の散歩あり、排便は夜室内で、朝夕食普通に食べた。
14日(火)→(晴れ)体調改善、朝夕食普通に食べた。朝夕の散歩で排便あり少量、やや軟便。
15日(水)→(晴れ)体調良好、朝夕食普通に食べた。食欲旺盛。朝夕の散歩で排便あり少量、やや軟便。
4月の前半を振り返って
16日(木)→(晴れ)体調良好、朝夕食普通に食べた。食欲旺盛。朝夕の散歩で排便あり少量でやや軟便。
17日(金)→(曇りのち晴れ)16日目と同じ状況
18日(土)→(雨)16日目と同じ状況
19日(日)→(晴れ)16日目と同じ状況、軟便が改善された
20日(月)→(雨のち曇り)16日目と同じ状況、軟便が改善された
21日(火)→(晴れのち曇り)16日目と同じ状況、軟便が改善された
22日(水)→(曇り)16日目と同じ状況、軟便が改善された
23日(木)→(晴れ)16日目と同じ状況、軟便が改善された
24日(金)→(晴れのち曇り)16日目と同じ状況、軟便が改善された
25日(土)→(晴れ)16日目と同じ状況、軟便が改善された
26日(日)→(晴れ)16日目と同じ状況、軟便が改善された
27日(月)→(曇りのち雨)体調やや不調、朝食たべず、夕食は普通に食べた。朝夕の散歩で排便はあるものの少量
28日(火)→(曇り)体調やや不調、朝食たべず、夕食は普通に食べた、朝夕の散歩で排便ありやや軟便で少量
29日(水)→(晴れ)体調やや不調、朝食たべた。朝の散歩で排便ありやや軟便で少量。夕方の散歩で排便あり、硬さ量とも普通、夕食も普通に食べた後に嘔吐(ほとんど消化していない)
30日(木)→(晴れ)体調やや不調、朝食食べた。朝の散歩で排便ありやや軟便で少量。夕食は普通に食べた後に嘔吐(少し)夕方の散歩で排便ありやや軟便で量は普通
4月を振り返って
2020 5月
1日(金)→(晴れ)体調やや不調、朝食少し食べ、夕食は普通に食べた。朝の散歩で排便ありやや軟便、夕方の散歩で排便ありやや軟便で量は普通
2日(土)→1日目と同じ状況
3日(日)→(晴れのち曇り)体調良好、朝食普通に食べた。久々に朝シャンプーをする、シャンプーを舐めるのを止めずシャンプー後ウンチ。少し下痢気味。夕食は普通に食べた。朝の散歩で排便ありやや軟便、夕方の散歩は排便なし
4日(月)→(雨のち曇り)体調普通、朝食、夕食とも普通に食べた。朝の散歩で排便ありやや軟便、夕方の散歩で排便なし
5日(火)→(晴れのち曇り)体調やや不調、朝食いつもの時間には食べない。午前10頃に普通に食べた。夕食は普通に食べた。朝の散歩で排便ありやや軟便、夕方の散歩は排便なし
6日(水)→(曇り)5日目と同じ状況
7日(木)→(晴れ)体調普通、朝食いつもの時間に普通に食べた。夕食も普通に食べたが朝の散歩で排便なし 昼間に部屋で排便、量は多い、夕方の散歩で排便あり、量は少し
8日(金)→(晴れ)体調やや不調、朝食いつもの時間に普通に食べたがその後体調優れずおやつも食べず、夕食も食べない。朝の散歩で排便なし。夕方の散歩で排便あり、量は少しで軟便
9日(土)→(曇り)体調やや不調、朝方に下痢、朝の散歩で排便なし。朝食いつもの時間に普通に食べたがその後また下痢。おやつも食べずお昼に嘔吐、1回目透明の胃液、2回目ピンク色。夕食も食べない、夕方の散歩で排便あり、量は少しで軟便
10日(日)→(曇り)体調不調、朝方に嘔吐3回、2回目は血液が交じり赤色。その後、大量の水を飲んでは全て嘔吐してしまう行為が3~4回続く。午前中に病院へ行き点滴と胃腸の炎症を抑えるための注射をする。胃壁を保護するための液体の飲み薬を出してもらう(1日3回食前30分前)
お昼前に飲ませようとしたが飲まないので『ちゅーる』と一緒に飲ませた。夕方、大量に下痢。色はチョコレート色、夕方の散歩は中止。これほどまでの嘔吐と下痢は2か月ぶり、ポカリスエットは続けると軟便になるので一旦中止をする。
11日(月)→(晴れ)体調不調、今度は夜から朝にかけて下痢が始まった。朝までに15~18回ぐらい続きほとんど寝られなかった。朝になっても午前中は下痢が止まらない。午後になって少し睡眠をとったら夕方まで下痢は止まった。しかし夕方からまた下痢が始まった。
こんな状態でも朝夕の散歩にいきたがるので少し散歩をさせるが歩き方に力がない。下痢はチョコレート色。
12日(火)→(曇り)体調やや不調、午前中は下痢が3回、朝は全く食べない。それでも10時ごろにササミと『ちゅーる』を少し食べた。この時にガスターと下痢止めを与える。午後になると下痢は止まった。夕食もササミと『ちゅーる』を食べさせると同時に下痢止めを与える。
朝の散歩は全く元気がなかった。排便なし、夕方の散歩は少し元気が出た来たが排便なし。
13日(水)→(晴れ)体調やや不調、朝は全く食べない。それでも9時ごろにササミと『ちゅーる』を少し食べたこの時にガスターを与える。午後になると下痢は止まった。夕食もササミと『ちゅーる』を食べさせると同時に下痢止めを与える。
朝の散歩は全く元気がなかった。排便なし。夕方の散歩は元気が出た来た。排便はあるもののほとんど下痢。
14日(木)→(晴れ)体調やや不調、久々に朝食を元気に食べた。メニューはササミと『ちゅーる』とドックフード、この時に下痢止めを与える。朝の散歩での排便は下痢状態、それでも元気は出てきた。散歩から帰っても下痢が1回その後は排便なし。
夕方の散歩はすこぶる元気。排便あり、でもまだまだ柔らかい。今日から夕食後にヨーグルトを与える(小さじ1杯)夕食後下痢
15日(金)→(晴れ)体調やや不調、朝食は元気に食べた。メニューはササミとチュールとドックフード、この時に下痢止めを与える。朝の散歩での排便は下痢状態、それでも元気は出てきた。夕方の散歩はすこぶる元気。排便あり、しかしまだ柔らかいが少し形になって来た。ヨーグルト(小さじ1杯)
5月の前半を振り返って
16日(土)→(曇りのち雨)体調やや改善、朝食を元気に食べた。メニューはササミと『ちゅーる』とドックフード。この時に下痢止めを与える。朝の散歩で排便なし、夕方の散歩は雨のため直ぐ帰る。排便なし、部屋で排便少し形になって来た。ヨーグルト(小さじ2杯)
17日(日)→(晴れ)午前3時ごろ1回下痢それでも体調はやや改善ぎみ、朝食をやや元気なく食べた。メニューはササミとドックフード、朝の散歩で排便なし。夕方の散歩は排便あり、形になって来た。ヨーグルト(小さじ2杯)
この日、動物病院でフェラリアの血液検査、白血球の数値がやや高いが問題なしとのこと。
18日(月)→(曇り)朝食を元気よく食べた、メニューはササミとドックフード。朝の散歩で排便ありやや軟便。夕方の散歩でも排便あり、やや軟便。便は軟便だが少し通常の健康状態に戻った感じがする。今回の下痢、嘔吐は激しく続いたが収まりの兆しが見えて来た。
19日(火)→(雨のち曇り)朝食を元気よく食べた。メニューはササミとドックフード。朝の散歩で排便ありやや軟便(コタローは雨でも関係なく散歩をするが段々億劫になり外に出る前にエントランスでしてしまう)こんな事は初めてだ。夕方の散歩でも排便ありやや軟便。やっと通常の健康状態に戻った感じがする。
20日(水)→(雨のち曇り)朝食を元気よく食べた、メニューはササミとドックフード。朝の散歩で排便ありやや軟便。夕食はササミと『ちゅーる』とドックフード完食。夕方の散歩でも排便あり、やや軟便。それでも通常の健康状態に戻った感じがする。
21日(木)→(雨のち曇り)朝食を元気よく食べた。メニューはササミとドックフード。朝の散歩で排便ありやや軟便。夕食はササミと『ちゅーる』とドックフード完食。夕方の散歩でも排便あり、やや軟便。
腎臓と各項目に関する血液検査の結果は前回よりも悪化
総蛋白(TP)今回 4.9g/dL (低)(基準値)が5.1~7.5 前回2019/09/09 5.2
アルブミン(Alb)今回 2.0g/dL(低)(基準値)が2.6~3.9 前回2019/09/09 2.6
腎臓を評価するSDNA 今回 28μg/dL(高)(基準値)が0~14 前回2019/09/09 14
尿素窒素(BUN)今回 68mg/dL(高)(基準値)が9~30 前回2019/09/09 40
クレアチニン(Cre)今回 3.1mg/dL(高)(基準値)が0.5~1.4 前回2019/09/09 1.9
BUN/クレアチニン比 今回21.93 前回2019/09/09 21.05
カルシウム(Cre)今回 9.7mg/dL (基準値)が9.0~11.4 前回2019/09/09 9.0
リン(P)今回4.1mg/dL (基準値)が2.2~5.9 前回2019/09/09 2.8
アミラーゼ(Amy)今回1595U/L(高)(基準値)が401~1395 前回2019/09/09 1046
これだけ各項目の数値が上昇していると、あの激しい下痢と嘔吐もうなずける。コタローは激しい苦痛に本当によく耐えたと思う。
22日(金)→(曇り)朝食は朝起きてから直ぐに食べない。10時ごろに食べた。メニューはササミとドックフード朝の散歩で排便はあるもののやや軟便。一日中やや元気がない。夕食はササミと『ちゅーる』とドックフード完食。夕方の散歩で排便あり、やや軟便。
23日(土)→(曇りのち晴れ)今日は朝食を元気に食べた。メニューはササミとドックフード。朝の散歩で排便なし。夕食はササミと『ちゅーる』とドックフード完食。夕方の散歩で排便あり、やや軟便。朝フェラリアの薬を飲ませる。
24日(日)→(曇りのち晴れ)今日も朝食を元気に食べた。メニューはササミとドックフード。朝の散歩で排便あり、少し柔らかいが便の色も健康的。午前中にシャンプーをする。シャンプーを舐めっぱなし、シャンプーで少し疲れたのか昼から3時まで熟睡。夕食はササミと『ちゅーる』とドックフード完食。夕方の散歩で排便ありやや軟便。
25日(月)→(曇り)朝食を元気に食べた。メニューはササミとドックフード。朝の散歩で排便あり、少し柔らかい。午前中に家で排便、チョット下痢気味。(昨日のシャンプーを舐めたのが原因かも)夕食はササミと『ちゅーる』とドックフード完食。夕方の散歩で排便あり、やや軟便で少量。夕方下痢止めを飲ませる、夕食後も少し元気がない。
26日(火)→(晴れ)朝食を元気に食べた。メニューはササミとドックフード、下痢止めを飲ませる。朝の散歩で排便あり、少し柔らかくて少量。夕食はササミと『ちゅーる』とドックフード完食。下痢止めを飲ませる。夕方の散歩で排便ありやや軟便で少量。夕食後も少し元気がない。
27日(水)→(曇りのち晴れ)朝食食べた、やや元気がない。午前中から午後3時くらいまで寝ていた。メニューはササミとドックフード。朝の散歩で少量の排便はあるものの色が黒い。夕食はササミと『ちゅーる』とドックフード完食。夕方の散歩で排便あり色がやや黒い、ガスターを飲ませる。夕食後も少し元気がない。
28日(木)→(曇りのち晴れ)朝食食べない、お昼頃に完食した。ガスターを飲ませるが元気がない。メニューはササミのみ。朝の散歩で少量の排便あり色は普通に戻った。午後になると元気が出てきた。夕食はササミと『ちゅーる』とドックフード完食。夕方の散歩で排便なし、夕食後少し元気がでてきた。今日からポカリスエットを飲ませることにした。
29日(金)→(晴れ)朝食食べない。朝の散歩で排便なし、午前中に数回白い胃液みたいなものを戻す。午後3時ごろにササミのみを完食し少し元気が出てきた。夕食はササミと『ちゅーる』とドックフード完食。夕方の散歩で排便あり便の色は普通。ポカリスエットはいったん中止。ガスターを飲ませる。
30日(土)→(晴れ)朝食食べない。朝の散歩で排便なし、朝2回白い胃液みたいなものを戻す。お昼頃ごろにササミのみ完食した。午後になると少し元気が出てきた。夕食はササミと『ちゅーる』とドックフード完食。夕方の散歩で排便あり便の色は普通
31日(日)→(晴れ)朝食食べない。朝の散歩で排便少量。お昼頃ごろにササミを完食したが相変わらず元気がない。午後になると少し元気が出てきた。夕食はササミと『ちゅーる』とドックフード完食。夕方の散歩で排便あり便の色は普通
5月を振り返って
2020 6月
1日(月)→(曇り時々雨)朝食食べない。メニューはササミのみ、朝の散歩で排便なし。下痢がまた始まり、夕方までに6回。元気はあるものの動きがスロー、夕方まで何も食べない。
2日(火)→(晴れ)朝食食べない。メニューはササミのみ、朝の散歩で排便なし。午前から午後にかけて下痢、量は少なく回数は4~5回。元気はあるものの動きがスロー、夕食はササミと『ちゅーる』とドックフードを少し食べた。
3日(水)→(晴れ)朝食少し食べた。メニューはササミのみ。朝の散歩で排便なし、あまり元気がない。午後になると元気になって来た。夕食はササミと『ちゅーる』とドックフードを完食。その後おやつをねだり、夕方の散歩はいつもの動きになって来た。排便はあったが色が黒く軟便。夕食時にガスターと下痢止めを飲ませる。
4日(木)→(晴れ)朝食普通に食べた。メニューはササミのみ。朝の散歩で排便なし、それでも元気が出てきた。夕食はササミと『ちゅーる』とドックフードを完食。その後おやつをねだる。夕方の散歩も元気で、排便もようやく普通に戻った。
5日(金)→(晴れ)朝食普通に食べた。メニューはササミとドックフード。朝の散歩で排便あり、少し軟便だが元気が出てきた。夕食はササミと『ちゅーる』とドックフードを完食。その後おやつをねだり、夕方の散歩も元気だ。便はやや軟便。
6日(土)→(晴れ)5日目と同じ状況
7日(日)→(晴れ)朝食普通に食べた。メニューはササミとドックフード。朝の散歩で排便なし、それでも元気。夕方の散歩に出かけるとき胃液を戻す。夕食はササミと『ちゅーる』とドックフードをすぐには食べずに9時頃に食べ、便はやや軟便。
8日(月)→(晴れ)朝食普通に食べた。メニューはササミとドックフード。朝の散歩で排便あり、少量で軟便。夕方の散歩は元気に出かける。夕食はササミと『ちゅーる』とドックフード完食。その後おやつをねだる。排便は少量でやや硬め。
9日(火)→8日と同じ状況
体調があまり良くない中、毎年受けている狂犬病予防注射をしてもらうため病院に行ったところ、今年は体調が良くないので受けなくてよいと言われた。認識としては毎年受けなければいけないものだと思っていたが、病気がちの時は必ずしもそうではないみたいだ。
★コタローもあと2ヶ月で15歳
10日(水)→(晴れ)朝食普通に食べた。メニューはササミとドックフード。朝の散歩で排便あり、少量で軟便。夕方の散歩は元気に出かける。夕食はササミと『ちゅーる』とドックフード完食。その後おやつをねだる。排便は少量やや軟便。今日からポカリスェツトを再開
11日(木)→(晴れのち雨)朝食を普通に食べた。メニューはササミとドックフード。朝の散歩で排便なし。夕方の散歩は元気に出かけるも排便なし。夕食は食べない。
12日(金)→(晴れのち雨)朝食を普通に食べた。メニューはササミとドックフード。朝の散歩で排便あり少し硬くなった来た。夕方の散歩は元気に出かける。排便あり少し硬くなってきた。夕食は完食。腎臓の健康をサポートする薬が効いてきたのかも
5月24日以来のシャンプーをした。シャンプーを変えたので(低刺激性)前回みたいに舐めることもなく元気。
13日(土)→(曇りのち雨)12日目と同じ状況
14日(日)→(曇りのち雨)12日目と同じ状況
15日(月)→(曇りのち晴れ)朝食を普通に食べた。メニューはササミとドックフード。朝の散歩で排便なし、夕方の散歩は少し元気ない。それでも排便は少し硬くなってきた。(排便が一日1回の時は便が硬い)夕食は食べない
6月の半月を振り返って
16日(火)→(曇りのち晴れ)朝食を普通に食べた。メニューはササミとドックフード。朝の散歩で排便少量、夕方の散歩は元気、排便あり少し硬くなってきた。夕食は完食。
17日(水)→(晴れ)朝食を普通に食べた。メニューはササミとドックフード。朝の散歩で排便少量。夕方の散歩は少し元気がない。排便あり少し硬くなってきた。夕食はいつもの時間に食べずに19時過ぎに食べた。明け方に排便あり。
18日(木)→(曇り)朝食を普通に食べた。メニューはササミとドックフード。朝の散歩で排便少量。夕方の散歩は元気で排便もあり少し硬くなってきた。夕食はいつもの時間に食べずに19時過ぎに食べた。
19日(金)→(雨)18日目と同じ状況
20日(土)→(晴れ)朝食を普通に食べた。メニューはササミとドックフード。朝の散歩で排便あり、硬くなってきた。夕方の散歩は元気で排便も硬い。夕食は完食。 5月3日、24日、6月12日に次いで夕方シャンプーをした
暫く元気だったが21時頃下痢が始まった。いつもなら数回続くが今回は1回で止まった5月3日の時と同じようにシャンプーを舐めたのが原因か?動物病院の獣医師さんに確認をしたがあまり関係はないとのこと。今回の下痢の後は元気に過ごしている。いつもと同じような下痢だと2~3日は体調を崩し元気にはならない。
21日(日)→(曇り)朝食を普通に食べた。メニューはササミとドックフード。朝の散歩で排便なし(昨日下痢で沢山出てしまったのが原因かも)夕方の散歩は元気に出かけ排便も硬い。夕食は完食。
22日(月)→(雨時々曇り)朝食を普通に食べた。メニューはササミとドックフード。朝の散歩で排便なし。夕方の散歩は元気に出かけたが排便なし。夕食は完食 。20時ごろ排便あり、硬めのウンチだった。
23日(火)→(曇りのち晴れ)朝食を普通に食べた。メニューはササミとドックフード。朝の散歩で排便あり硬め。夕方の散歩は元気に出かけ排便も硬め。夕食は完食。
24日(水)→(曇り)朝食を普通に食べた。メニューはササミとドックフード。朝の散歩で排便あり硬め。夕方の散歩は元気に出かけたが排便なし。夕食はいつもの時間に食べず。
25日(木)→(曇り)朝食はいつもの時間に食べず。メニューはササミとドックフード。朝の散歩で排便なし夕方の散歩は元気に出かけ排便も硬め。夕食は完食。
26日(金)→(曇りのち晴れ)朝食はいつもの時間に食べず。メニューはササミ。朝の散歩で排便あり、やや柔らかい。夕方の散歩は元気に出かけ排便は硬め。夕食は17時半ごろに完食。
27日(土)→(曇りのち晴れ)朝食はいつもの時間に食べた。メニューはササミとドックフード。朝の散歩で排便あり、やや柔らかい。夕方の散歩は元気に出かけ排便も硬め。夕食は17時半ごろに完食。
28日(日)→(雨)朝食はいつもの時間に食べない。メニューはササミとドックフード。朝の散歩で排便ありやや柔らかい。夕方の散歩は元気に出かけ排便は軟便。夕食は17時半ごろに完食。
29日(月)→(晴れ)朝食は何も食べない。朝の散歩も元気なく、排便なし。夕方の散歩も元気がない。排便なし。夕食も食べない。17時ごろから水を飲んではその水を全部戻してしまう4~5回ぐらい続く。
30日(火)→(曇りのち雨)朝食何も食べない。昨日に続き水を飲んではすぐに戻してしまう。朝の散歩も元気がない、排便やや軟便。午前中に病院へ行く。飲んだ水をすぐに戻してしまうのは腎臓の状態が良くないのが原因とみられる。
色々診察してみて、今回初めて分かったことだが胃にポリープが出来ていた。大きさは7.5㎜くらい悪性だとガンになってしまう心配もある、内視鏡ではとることが出来ないようなので手術で取り除き調べるしかないが年齢的に難しいとのこと。
そこで、胃薬を5日間飲んで再度検査してみることにした。他の場所に転移がなくこれ以上大きくならなければよいのだが、その他にも心臓で血液の逆流がみられる。この場合も心臓が肥大しなければ取りあえずは大丈夫とのこと。
胃薬の他に吐き気止めの注射と皮下点滴を施した。家に帰ると少し食べるようになった。少し元気が出てきた感じがする
6月を振り返って
2020 7月
1日(水)→(曇りのち雨)朝起きるといつもと違う場所に寝ていて(ソファーの上)そこから全く動こうとせず歩けない状態だ。暫くするとソファーの上から降りたもののやはり動けず伏せもできない状態。それでも散歩は出来るのかと思いリードを付け下まで行ったものの散歩は出来ず。
2時間ぐらいすると少し動けるようになり、ご飯も少し食べれるようになったので病院へ連れて行こうとリードを付けてつけようとしたが今度は痛がって付けさせない。病院に電話をして状態を報告したが少し様子を見てくださいとのこと。仕方なくそのまま様子を見ることにした(AM9:00)
お昼近くになって少し歩けるようになりベッドやソファーにも上がれるようになった。私の後をついてくるようにもなった、でも歩く姿に元気や力強さがない。それでも夕方の散歩で排便はあった。夕食は量は少なめだが完食。
2日(木)→(晴れ)歩き方が少しぎこちないものの昨日に比べると元気になった。朝食もきちんと食べ薬も飲んだ。朝の散歩は出かけはするものの排便なしですぐに帰る。この時の歩き方もぎこちなく元気がない。朝、仕事に出かけるときのいつもの見送りもない(初めてのこと)少し心配。
仕事から帰ると、いつもは玄関で待っているのに今日は玄関にいないので心配になった。玄関に行くドアを開けられず部屋のドアの前でひたすら待っていたようだ。
朝に比べると歩き方もいつもの状態に近づいてきたような気がする。夕方の散歩も元気になった。排便も量は少ないもののあった。夕食も完食し薬も飲んだ。
3日(金)→(曇りのち雨)朝方2時ごろから下痢が始まった。だんだんひどくなり血が混じり始めてきた。最後は白い液体だけになった。40分ぐらい続き、今度は嘔吐が始まった消化できていないものがほとんどで4~5回続いた。3時過ぎにようやく落ち着きソファーの上で寝たようだ。
朝になると少量ながら朝食はきちんと食べ薬も飲んだ。朝の散歩は出かけはするものの排便なしですぐに帰る。この時の歩き方は元気な時に近づいて来たような気がする。夕方の散歩も出かけるとすぐに帰るありさまだ。
夕食はいつもの時間には食べない。20時頃に量は少なめだが食べて薬も飲んだ。一人で留守番をしているときはいつもそうだが水も飲まず、おしっこもしていないが飼い主が帰ってくると水をたくさん飲みはじめ、おしっこもし始める。
4日(土)→(曇り時々雨)朝の散歩は下に降りるとすぐに帰ってきてしまう。朝食は食べない、薬も飲まず。時々、泡状態のものを戻す。動きにもあまり良くない。夕方の散歩で排便なし 夕食は19時過ぎに少し食べ薬も飲んだ。
5日(日)→(曇りのち晴れ)朝の散歩は下に降りるとすぐに帰ってきてしまう。それでも動きは少し良くなってきた。朝食は少し食べ薬も飲んだ。
1日に動けなくなって4日目、普通に動けるようになって来たので今日は朝一で病院へ。血液検査と点滴、ステロイドの注射。病院でわかる範囲の検査結果は許容範囲以内、腎臓、その他に関しては14日に分かる
病院から帰って、さらに動きが良くなってきた。夕方の散歩で排便あり色は黒く軟便。夕食はいつもの時間に食べ薬も飲んだ。
6日(月)→(雨のち晴れ)朝の散歩は今日も下に降りるとすぐに帰ってきてしまう。それでも動きは少し良くなってきた。朝食は少し食べ薬も飲んだ。夕方の散歩で排便あり、でもまだ軟便だ。夕食はしっかり食べ薬もちゃんと飲んだ。動きがいつものコタローに戻ってきた
7日(火)→(曇り)朝の散歩はいつもと同じであまり歩かないが排便はあったが軟便。それでも動きは少し良くなってきた。食欲も戻ってきて朝食は食べ薬も飲んだ。夕方の散歩で排便あり、少し歩くようになった。でもまだ軟便だ。夕食もしっかり食べ薬もちゃんと飲んだ。動きがいつものコタローに戻ってきたような気がする。
各項目に関する血液検査の結果はあまり改善されていない
総蛋白(TP)今回 4.7g/dL (低)(基準値)が5.1~7.5 前回2020/05/18 4.9
アルブミン(Alb)今回 1.9g/dL(低)(基準値)が2.6~3.9 前回2020/05/18 2.0
腎臓を評価するSDNA 今回 24μg/dL(高)(基準値)が0~14 前回2020/05/18 28
尿素窒素(BUN)今回 63mg/dL(高)(基準値)が9~30 前回2020/05/18 68
クレアチニン(Cre)今回 2.6mg/dL(高)(基準値)が0.5~1.4 前回2020/05/18 3.1
BUN/クレアチニン比 今回24.23 前回2020/05/18 21.93
カルシウム(Cre)今回 8.8mg/dL(低)(基準値)が9.0~11.4 前回2020/05/18 9.7
リン(P)今回 3.3mg/dL(基準値)が2.2~5.9 前回2020/05/18 4.1
アミラーゼ(Amy)今回1948U/L(高)(基準値)が401~1395 前回2020/05/18 1595
8日(水)→(曇りのち晴れ)朝方少し下痢をしたが朝の散歩は少しずつ元気が出てきた。朝の散歩では排便なし、食欲は戻ってきて朝食も食べ薬も飲んだ。夕方の散歩で排便あり、動きが良くなってきた。夕食もしっかり食べ薬もちゃんと飲んだ。動きがいつものコタローに戻ってきた。
9日(木)→(雨)朝の散歩は少しずつ元気が出てきた。朝の散歩では排便なし、食欲は戻ってきて朝食は食べて薬も飲んだ。夕方の散歩で排便あり、動きが良くなってきた。夕食もしっかり食べ薬もちゃんと飲んだ。動きがいつものコタローに戻ってきた。
10日(金)→(雨のち晴れ)体調は完全に元に戻った。しかし排便は相変わらず不規則。朝の散歩では排便なし、食欲は戻ってきて朝食は食べ薬も飲んだ。夕方の散歩で排便なし、夕方帰るとウンチはしてあった。夕食もしっかり食べ薬もちゃんと飲んだ。
11日(土)→(雨のち曇り)今日は明け方に排便やや下痢気味。朝の散歩では排便なし、食欲は戻ってきて朝食は食べ薬も飲んだ。夕方の散歩で排便なし、夕食もしっかり食べ薬もちゃんと飲んだ。
12日(日)→(雨のち曇り)朝食はいつも通リに食べた。朝の散歩で排便あり、少量で軟便。夕方の散歩で排便なし、夕食もしっかり食べ薬もちゃんと飲んだ。しかしながら夜から下痢気味、その割には意外と元気。
13日(月)→(雨のち曇り)今日は薬は飲んだが食欲がない、朝食も食べない。朝の散歩で排便あり、少量で軟便。仕事から帰ると朝、器に入っていたご飯はなくなっていた。下痢と嘔吐が留守中にあった。
夕方の散歩で排便あり少量で下痢気味、それでも割と元気で夕食もしっかり食べ薬もちゃんと飲んだ。
14日(火)→(雨)下痢と嘔吐あり、なかなか下痢、嘔吐が止まらない、それでも食欲はある。よく動き元気はある。朝食も食べ、朝の散歩で排便あり、少量で軟便。今日はトリミングの予定だったが大事をとって中止になった。午前中に病院へ行き脱水予防の点滴をした。
8日分のステロイドとガスターを処方してもらう、夕方の散歩で排便なし、夕食は低脂肪の缶詰とキャベツを完食
15日(水)→(雨)また下痢、嘔吐が止まらない。それでも食欲はある。よく動き元気はある。朝食も食べ、朝の散歩で排便あり、少量で軟便。夕方の散歩で排便少量で軟便。夕食は低脂肪の缶詰とキャベツを完食.
7月の半月を振り返って
16(木)→(雨)朝夕の散歩の時に今までと違い排便をしなくなった。夜や明け方に排便をしてしまうからかもしれない。それでも食欲はある。よく動き元気はある。朝食を食べるが朝の散歩で排便なし。夕方の散歩で排便少量で軟便。夕食は低脂肪の缶詰とキャベツを完食
17(金)→(雨)朝の散歩で排便なし。夕方の散歩で排便あり、やっと形になり固まってきた。夕食は低脂肪の缶詰とキャベツを完食。動きも軽快で元気。
18(土)→(雨のち曇り)朝の散歩で排便なし。朝食を完食。夕食は低脂肪の缶詰とキャベツを完食。動きも軽快で元気。
19(日)→(曇りのち晴れ)朝の散歩で排便あり形も色も健康な時に戻った。朝食を完食。夕食は低脂肪の缶詰とキャベツを完食。動きも軽快で元気。
20(月)→(晴れ)19日と同じ状況。
21(火)→(晴れ)19日と同じ状況。今日は動物病院で血液検査、結果は来週の火曜日
22(水)→(曇りのち雨)19日と同じ状況。
23(木)(雨)~ 26(日)→ 19日と同じ状況。凄い食欲でよく動くステロイドが効いているのかもしれません。
27(月)→(曇り時々雨)19日と同じ状況。
28(火)→(曇り時々雨)19日と同じ状況。
7 21(火)の血液検査の結果が出た総蛋白(TP)5,4g/dL 基準値5.1~7.5 アルブミン2.5g/dL 基準値2.6~3.9が基準値まで数値が戻りつつある
各項目に関する血液検査の結果は全体的に改善されてきた
総蛋白(TP)今回 5.4g/dL (基準値)が5.1~7.5 前回2020/07/06 4.7
アルブミン(Alb)今回 2.5g/dL(低)(基準値)が2.6~3.9 前回2020/07/06 1.9
腎臓を評価するSDNA 今回 29μg/dL(高)(基準値)が0~14 前回2020/07/06 24
尿素窒素(BUN)今回 43mg/dL(高)(基準値)が9~30 前回2020/07/06 63
クレアチニン(Cre)今回 1.9mg/dL(高)(基準値)が0.5~1.4 前回2020/07/06 2.6
BUN/クレアチニン比 今回22.63 前回2020/07/06 24.23
カルシウム(Cre)今回 9.6mg/dL (基準値)が9.0~11.4 前回2020/07/06 8.8
リン(P)今回 3.5mg/dL (基準値)が2.2~5.9 前回2020/07/06 8.8
アミラーゼ(Amy)今回1385U/L(基準値)が401~1395 前回2020/07/06 1948
29(水)→(曇り時々雨)19日と同じ状況。
30(木)→(曇り時々晴れ)19日と同じ状況。
31(金)→(曇り時々晴れ)朝の散歩で排便あり形も色も健康な時に戻った。しかし久々に朝食はすぐに食べず仕事から帰って確認すると完食していた。夕方の散歩でも排便あり。夕食は低脂肪の缶詰とキャベツを完食。動きも軽快で元気。
7月を振り返って
2020 8月
1(土)→(曇り時々晴れ)朝の散歩で排便あり形も色も健康な時に戻った。しかし久々に朝食はすぐに食べず仕事から帰って確認すると完食していた。夕方の散歩でも排便あり。夕食は低脂肪の缶詰とキャベツを完食。動きも軽快で元気。
2(日)→(晴れ)朝の散歩で排便あり形も色も健康な時に戻った。朝食は完食。夕方の散歩でも排便あり。夕食は低脂肪の缶詰とキャベツを完食。動きも軽快で元気。
3(月)→(晴れ)朝の散歩で排便あり形も色も健康な時に戻った。しかし朝食は食べなかった。夕方の散歩でも少量ながら排便あり。夕食は低脂肪の缶詰とキャベツ。今までと違い缶詰を少し残すようになった。動きは軽快で元気。
4(火)→(晴れ)3日と同じ状況。
5(水)→(晴れ)朝の散歩で排便あり形も色も健康な時に戻った。朝食はいつも通リ食べた、でも量が少なくなってきた。夕方の散歩でも少量ながら排便あり。夕食は低脂肪の缶詰とキャベツ。今までと違い缶詰を少し残すようになった。それでも動きは軽快で元気。
6(木)→(晴れ)5日目と同じ状況
7(金)→(晴れ)5日目と同じ状況
8(土)→(晴れ)5日目と同じ状況
9(日)→(晴れ)暑い日が続くわりには元気だ。朝の散歩で排便あり形も色も健康な時に戻った。朝食はいつも通リ食べたが量は少なくい。夕方の散歩でも少量ながら排便あり。夕食は低脂肪の缶詰とキャベツ。ここのところ続いている缶詰を少し残す状況は変わらない。それでも動きは軽快で元気。
10(月)→(晴れ)9日目と同じ状況
11(火)→(晴れ)9日目と同じ状況
今日は体調不良で何度も中止になっていたトリミングがやっとできたチョットほっとした。
12(水)→(晴れのち雨)暑い日が続くわりには元気だ。朝の散歩で排便あり形も色も健康な時に戻った。朝食はいつも通リ食べ、量も元に戻って来た。夕方の散歩でも排便あり。夕食は低脂肪の缶詰とキャベツ。今までと同様に完食するようになった。動きは軽快で元気。
13(木)→(晴れのち雨)12日目と同じ状況
14(金)→(晴れ)朝の散歩で排便あり形も色も健康な時に戻った。朝食はいつも通リ食べ、量も元に戻って来た。夕方の散歩でも排便あり。暑さでバテたのか夕方帰ると少し元気がない。
夕食もすぐには食べなかった。すぐに冷房を入れて冷やしてやると少し元気になって来た。それから少し食べるようになった。夕食は低脂肪の缶詰とキャベツ。
8月を振り返って
下痢、嘔吐の症状を改善するために試みた食事療法
コタローの場合長期にわたるササミの多量摂取から引き起こされた腎疾患(他の内蔵にも悪影響)が主な原因だと考えられます。
そこで、獣医師さんから勧められたキャベツや人参、ジャガイモ、白米がどうしてコタローに良かったのか、その理由について確認をします。
キャベツと人参の効果と注意点について
何といっても胃腸にやさしい栄養素が沢山含まれる野菜。特に腎臓に問題がある場合には効果的な野菜でコタローにはうってつけだった。
なぜうってつけかというと腎臓病の場合、リン、ナトリウム、たんぱく質の含有量が低いことがポイントとなる。
◆そこで100gあたりの含有量を見てみると
リン27mg、ナトリウム5mg、たんぱく質1.3gと低く、さらにゆでることでリン20mg、ナトリウム3mg、たんぱく質0.9gと低くなる、という事で腎臓病を患っているコタローには適しているということになる。
他の代表的な野菜と比較をしてみる
例えばブロッコリー(比較的含有量が高い野菜)ではリン66mg、ナトリウム14mg、たんぱく質3.5g
白菜(比較的含有量が低い野菜)でもリン33mg、ナトリウム6mg、たんぱく質0.8g(たんぱく質に限るとキャベツよりも低い)
腎臓病にうってつけの食材とは言えやはり与えすぎには注意をしなければいけない。適用量としては愛犬の体重の0.7%以内を守ってあげてください。
コタローの場合体重が7~8㎏なので安全なところで50g以内/1日ということになります。
◆キャベツを与えるときの注意点
与えすぎによるデメリットはキャベツに含まれるショウ酸が、カルシウムと結びつきショウ酸カルシウムを作り出し、この成分が腎臓や尿道で結晶化する特徴があります。その結果、結石を作り出す可能性があるためです。
ショウ酸を取り除くには茹でるこで解決できますが、同時にビタミンやカリウムなどの栄養素も半分以上失われてしまいます。そこで、コタローには電子レンジでチンしたものを与えています。チンした野菜は水を使わず加熱でき、短時間で済むことで栄養分が多く残ります。
私はチンする方法でコタローに与える摂取量50g以内を守るようにしたいます。
もう一点、注意すべきは甲状腺に疾患がある場合にはキャベツは控えるべきです。
その理由は、ヨウ酸の吸収を妨げるゴイトロゲンという物質が含まれていることで、ヨウ酸の吸収がしずらくなるため、結果として甲状腺ホルモンを生成することが困難になってしまいヨウ酸不足になってしまいます。
勿論、健康な愛犬であれば過剰摂取しなければ問題はないようです。
キャベツと同様に人参もリン、ナトリウム、たんぱく質の含有量が低く100gあたりリン27mg、ナトリウム20mg、たんぱく質0.5g、さらに酸化を防ぎ、βカロテンやビタミン類が豊富なので免疫力を高める効果があり、根菜類なので体を温める効果も期待できます。
何といってもコタローの場合には免疫力を高める効果を期待してキャベツと一緒に与えていますが、やはり人参にも適性量があり1日当たりの摂取量としては
体重5kg:20g 体重10kg:30g 体重20kg:60g /1日が目安になります。
コタローの場合体重が7~8㎏なので安全なところで25~26g以内 /1日ということになります。
■ここでキャベツと人参を与えるときの注意点と工程について
キャベツも人参も5~6㎜程度に細かくカット。理由は犬は咀嚼(そしゃく)をせずに飲み込んでしまう習性があるので喉に詰まらせてしまう危険性があるため。
量としては中位のキャベツを1/4位、小の人参1~1.5本で大体1週間の分量
細かくカットしたキャベツと人参を混ぜ合わせ耐熱容器に入れ電子レンジでチンする(3~4分)
電子レンジでチンをしたらタッパに移し冷蔵庫で保存しておく
ササミは1本ずつラップをし冷凍しておき、食べさせるときに解凍して少しずつ与え残りは冷蔵庫で保管しておく
これを食事の時に低脂肪のチキン味の缶詰(大さじ4杯位)とドックフードにササミを少々トッピング
さらに、これを食べやすくするためにお湯を少し入れ練り合わせレンジで15秒位温める
◆人参を与えるときの注意点
人参は食物繊維が豊富なので便秘改善には有効な反面、下痢気味のときは控えた方が良い。人参はアレルギー性の低い野菜ですが、ごくまれにアレルギーを引き起こす場合がありますので最初は少量から始めるのが望ましい。
アレルギーの症状としては嘔吐や下痢などがあり愛犬に体調の変化が見られた時は与えないようにした方が良い。
下痢や嘔吐があるコタローに人参を与えているのは下痢、嘔吐が収まった後に免疫力を高める目的で与えています。下痢や嘔吐が見られた場合にはすぐに中止をしキャベツのみにしています。
ジャガイモと白米の効果と注意点について
キャベツ同様に腎臓病を患っている愛犬には適した食材です。その理由はリンの含有量が少なく消化もしやすい、食物繊維も豊富で整腸作用も期待できそうです。ジャガイモの適用量としては
体重5kg:20g 体重10kg:40g 体重20kg:70g /1日が目安になります。
コタローの場合体重が7~8㎏なので安全なところで30~35g以内 /1日ということになります。ジャガイモを与える場合にはドックフードの量を少し減らすことをお勧めします。コタローにはおやつとして与えています。
◆ジャガイモを与えるときの注意点
人参と同じく食物繊維が豊富なだけに下痢になりやすいというデメリットもあり、下痢の症状が見られた場合にはすぐに中止をした方が無難です。皮をむき加熱をしてから与える。また、ジャガイモに含まれる炭水化物は血糖値が上がりやすくなるため与える量には十分な注意が必要です。さらに、アレルギー症状が出る場合もありますので最初は少量から始めるのがお勧めです。
当然ですが生はダメです。皮はむき蒸したり茹でたりし、味付けはしない。芽は取り除きましょう。芽には有毒物質の(メラニン)が含まれています。
コタローのように腎臓に問題を抱えている場合はかかり付けの獣医師さんに相談をしてからの方が安心できます。
腎臓病には関係のないお米ですが、お米には上質のでんぷんやミネラルといった栄養素が含まれており、犬の健康を維持していくには、わりと害の少ない植物性たんぱく質です。動物性タンパク質と比較をしても身体を動かす源となるエネルギーに変える時間が短く済み、体内バランスを整え脳を活性化するメリットもあります。
さらに、疲労回復、神経機能に対してバランスよく保つ効果もあり、コタローの場合、一番嬉しいのが老化防止のための栄養素も含まれているというところです。
また、アレルギーがほとんど起こらないというのも愛犬には嬉しい限りです。
◆白米を与えるときの注意点
わりと愛犬にとって害いの少ない白米でも与える量には注意が必要です。大量に与えては肥満の原因になってしまいます。
白米は消化があまりよくないので、なるべく炊きたてを常温でさましてから与える。出来れば少し水を多く柔らかめに炊くか、コタローのように高齢犬の場合にはフードプロセッサーで細かくすることで消化器官が弱っていても無理なく食べることが出来ます。
また、アレルギーが少ない白米とは言っても最初は少ない量から与え様子を見てから量を増やしていくのが良いと思いますが、基本的に良質のドックフードを問題なく食べている場合には白米を与える必要はありません。
白米を与える場合は体調がおもわしくなく、食欲が落ちてしまった時に適量を与えるのが良いと思われます。
適量としては
体重5kg:300g /1日が目安になります。
コタローの場合体重が7~8㎏なので安全なところで400g以内 /1日ということになります。
最後に、コタローは持病を抱えているので薬は当然服用し、同時にキャベツや人参を食べさせます。そして症状が改善されれば薬は中止をし、食べ物だけで体調を維持していくように心がけています。薬は最終的な手段として用います。
まとめ
■5ヶ月間のコタローの闘病生活で学んだことは
- 愛犬のために良かれと思いこんでしまうのはとっても危険なので必ず獣医師さんに相談をする。
- 市販されている色々なおやつがあるが、与える前に獣医師さんに相談をしてみることで安心できる。
- 愛犬に何かを与えるときは、どんなものにでも適用量があるので必ず守る。
- 食材には愛犬にとってのメリットとデメリットがあるので迷った時は獣医師さんに相談をする。
- 下痢や嘔吐が続くと脱水状態になことがあるので注意深く見守る必要がある。
- 愛犬に異変が起きた時は、慌てないことが大切。獣医師さんに状況を連絡し指示があればそれに従い病院に行けない場合には2~3日様子を見る。
- 下痢、嘔吐その他の病状が気になる時は血液検査をお勧めします。
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