犬も寂しいときには賢く仮病を使う!見逃せない3大Pointとは!

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人間の場合ですと、『学校に行きたくない』『何となく今日は仕事をしたくない』などと、一度や二度は誰もが経験があると思いますが、ワンちゃんの世界には、人間でいう義務教育や会社仕事もありません。学校もない、仕事もないワンちゃんがいったいどんなときに賢く仮病を使うというのでしょうか。

一番多く見られる仮病の症状は足を引きずったり、寝込んだり、咳をしたりですがワンちゃんにはこれらを賢く使う能力があるそうですよ。

我が家の愛犬コタローは足を引きずったりすることは殆どありませんが、ほったらかしにすると、寂しいのでしょうか?寝込むことがしょっちゅうあります。本当の病気なのか仮病なのか見分けるのはチョット難しいのですが、長く一緒に生活をしていると何となくですが分かってくるようになりました。

今日は愛犬コタローが賢く仮病を使う手口についてのお話と、どう言う時に仮病を使うのか、また見分けるポイントについてのお話です。最後までお付き合いいただければ幸いです。

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【Point:1】遊んでもらえなくて寂しいとき

人間ならいざ知らず、犬が仮病を使うなんてにわかには信じられませんが、本当にそんなことがあるのでしょうか? あるとしたらいったいどんな時なのでしょうか。

遊んでもらえず、ほったらかしにされたとき!

例えば、テレビ番組で面白い映画やドラマなどに夢中になりワンちゃんを、ほったらかしにしている時間が長いときなどに、突然、愛犬が足を引きずったりしてびっくり!慌てて動物病院に駆け込んだりする場合もあるようですが、検査をしてもどこにも異常は見つからず、いったい『何だったんだ』と思うことはありませんか?

チョット元気がありません。仮病?

これは、ワンちゃんが寂しくて賢く仮病を使って飼い主さんに、『私にも少しは注目してよ』とアピールをするための行為のようです。(コタローもよく使う手です)実は、犬に限らず他の動物でも確認されていて、有名な話では鳥の偽傷(ぎしょう)があります。

この場合は敵をだますための仮病になりますが、天敵が卵やひなに近づいてくると、親鳥が離れた場所でヨロヨロと歩いたり羽根をバタバタさせることがあるようです。『敵は親鳥の方が狙いやすい』と思い親鳥の方に近づいて行きますが、敵は親鳥の偽傷に見事に騙され、親鳥はまんまとその場所から飛び去って行きます。このことで、卵やヒナは天敵から守られるということになります。

鳥の偽傷は子供たちを守るためものですが、ワンちゃんの仮病は飼い主さんに、ほっておかれると寂しくなるので飼い主さんに注目をして貰うための、究極の選択なのかもしれませんね。

我が家の愛犬コタローは、足を引きずることはありませんが、よく寝込みます。寝込むというよりは、食事をしなくなり、寝てばかりで起きようとしません。

では、どんな時に食事をしないかと言うと、朝の散歩が絡んでくる話になります。仕事の関係上、毎朝の散歩に私は連れていけなくなっています。いつもは散歩に行ってから食事だったのが、食事の前の散歩がなくなってしまったので、ここ何日かは朝ご飯を食べなくなってしまいました。

まずは散歩が先で、その後食事だったのにその散歩が後回しにされてしまった事で、少し寂しくなったうえ、コタローにしてみればいつものペースが乱れてしまい食欲がなくなったのだと思われます。ちょっとした事ですが肉体的、精神的にも支障が出るわりとデリケートなところがあります。皆さんの愛犬はどうですか?

少し心配になりますが、仕事から帰って妻に話を聞くと少し時間がたってから食べているそうです。その話を聞くとコタローもちょっと寂しくなり仮病を使って、飼い主に注目をしてもらおうとコタローなりに自己アピールをしていたのだと思われます。体調不良ばかりではなく、心の不調も考えてあげなければと思います。

【Point:2】もっとおいしいものが欲しい!

基本的にワンちゃんには、いつも食べているご飯に飽きるということはないようですが、それでも、いつも以上に、美味しいものを得ることは出来ます。というのも、過去の経験から仮病を賢く使うことが出来るからだと考えられます。

今までの経験を活かす能力がある?

では、その経験とはいったいどのようなものなのでしょうか?

ワンちゃんが本当の病気で食欲がなく、動物病院で診てもらい薬を処方されることがありますが、そのかいあって快方に向かいます。

そう言った場合、その快方に向かう途中で、飼い主さんはワンちゃんのことを思い、普段のご飯よりワンちゃんが好きなものをあげたり、寂しい思いをさせまいと一生懸命にコミュニケーションをとったり、遊んであげた経験はありませんか?

ワンちゃんにとってその経験こそが、賢く仮病を使う行動の元になっていると、考えられているようです。ということから、ワンちゃんには学習能力が備わっている、ということが考えられます。

コタローもこの手の仮病を時折使ったりしますよ。

時折ご飯を完食しないことがあります。あまり食べないのでどこか悪いのかなと心配になったりします。でも、本当は自分の好きなもの欲しさに仮病を使っている可能性があります。愛犬コタローの大好物は鳥のカリカリささみでが、わざと完食をせずに、私に注目をして貰いたくてわざと残している可能性が大いにあります。

コタローには何回もこの手を使われてしまいます。コタローの健康のバロメーターは、カリカリささみを食べるか食べないかで大体わかります。仮病の時はカリカリささみを差し出すと、すぐにおいしそうに食べてしまいます。

本当に具合が悪いときは、カリカリささみも食べません。そういったときは動物病院で診察を受けることになります。

【Point:3】人間と同じような行動をとるときがある

人間も仮病を使うことがありますが、ワンちゃんも人間と同じような理由で仮病を使ったりすることがあるようです。

それは、仕事などで嫌なことがあったりとか、嫌な仕事が沢山あったり、チョット苦手な人がいたりして『ちょっと今日は会いたくないな』とかで仮病を使ったりすることってありませんか?

ワンちゃんは飼い主に似てきちゃう!

ワンちゃんも、飼い主さんと慣れ親しんだ生活を長く続けていると、その性癖をまねて段々と飼い主さんに似てきます。本当に不思議ですが、実際に実感することも多々あるようです。

ですので、その人の良いとこも、悪いとこもワンちゃんに移ってしまうこともあります。散歩などで、何となく見かける光景で『あの飼い主さんとワンちゃん似てる』って、ふと思うことありませんか?

私は、散歩の時にそう言った光景をよく目にします。『人のふり見て我がふり直せ』じゃないですが、コタローに変なところを見られないよう気を付けるようにしています。

何といっても犬は人につき、猫は家につくといわれているくらいですので、ワンちゃんは絆を結んだ飼い主さんとの暮らしを優先するといわれています。

なので、ワンちゃんの『飼い主さんに注目をしてほしい』というだけで賢く仮病を使うパターンとは別に、飼い主さんの生活パターンや癖をなどを、真似されていることも考えられますので飼い主さんはワンちゃんの見本となるよう、普段から行動には気を付けていきたいものですね。そうすることで仮病も少しは改善されていくかもしれません。

とにもかくにも、飼い主さんは常に愛犬のことを考えて、日頃の行動パターンや表情には十分に注意を払っていきたいものです。

飼い主さんの行動パターンとは別に、『したくないこと』などがあつた場合には仮病を使ったりする事があるようす。

過去の経験をもとに『嫌なことはしなくてもいい』ということが通用することを学習をしていてしまうと、例えば、散歩だったり、お風呂やトリミングなどに対して仮病を使いごまかしてしまうことがあります。

なぜ、仮病を使うのでしょうか?

色々なことが考えられますが、何といっても寂しいときや注目をしてほしいときですね。ですので、ワンちゃんのためにも出来る限り時間をとって遊んであげたいですね。

やっぱり寝てしまいます。仮病かどうかハッキリしません。

では、どのような場合に仮病を使うのでしょうか、具体的に挙げてみましょう。

  • 飼い主さんに注目を一身に集めたい
    飼い主さんに無視などされたりすると不安になり、ワンちゃんは大好きな人の気を引こうとします。

  • ほったらかしにされている
    寂しい思いをさせてしまうと、大好きな人とのコミュニケーションが必要になる。

  • 飼い主さんが大好き
    飼い主さんの前では仮病を使いますが、飼い主さんがいなくなると仮病は使いません。

  • 頭が良い犬
    学習能力の比較的高いワンちゃんは仮病を使ったりします。

以上のようなことから、飼い主さんに優しく接してほしいと思い、賢く仮病を使うようです。

ワンちゃんは知能が高く、学習能力があるので一、二度経験したことは記憶に刻まれるようです。ですので、飼い主さんに構ってもらえず寂しい思いをしたときや、病気のときに優しくしてもらったことを覚えていて、それを学習してその時と同じようにふるまったりすることが、あるのだそうですよ。

いずれにしても、ワンちゃんは『自分に関心を持ってほしい』と思っているので、優しく接してあげるようにしましょう。そうすることで、ワンちゃんの仮病も減らしていけると思います。

ワンちゃんの能力おそるべしです。

仮病の見極め方は?

仮病を見極めるのは少し難しい面もありますが、長くいっしよに生活をしていて注意深く観察をしていれば分かってくることもある思います。

まず、普段と比較して少しでも様子がおかしいと思われるときは、注意深く見守り体に異常がないかを観察をしていきましょう。

次にワンちゃんの体をやさしく触れながら、隅々まで飼い主さんの手で確認をします。少しでもワンちゃんに異常があればそこに触れた瞬間に敏感に反応することもあります。そうでない限りは仮病の可能性が高いかもしれませんね。

愛犬コタローの場合、痛い部分があるときはそこに触れた瞬間に身体をねじらせたり、嫌がって逃げ回ったりしますのですぐに分かります。

また、散歩や、すきなおやつで誘ってみたり、ワンちゃんが喜ぶ言葉で呼びかけてみたときに、どのような反応を示すか? 仮に飼い主さんに注目をすれば仮病の可能性は高く、注目しなければ本物の病気である可能性が考えられるようです。

ただ、ワンちゃんの大好物をあげようとしても反応を示さない場合や、散歩の時のリードなどを見せても反応しないときは、本物の病気の可能性がありますので動物病院で診てもらった方が賢明かと思われます。例え仮病であっても決して怒らないでくださいね。

散歩での見極めは愛犬コタローの場合少し難しく、仮病でも本当の病気でもあまり区別がつきにくいので少し困ります。なにせ出たがりなので、たとえ具合が悪くても『散歩』と言っただけで喜んで走って来てしまいます。

ですが、リードを付けるときに分かります。

仮病のときは、首にリードを付けると、嬉しくて嬉しくてはしゃぎ回るのですが、病気の時はその動きがなくなります。また、ドアに鍵をかけるまで『待て』と言うとおとなしく待っているのですが、その後『よし』と言うと仮病の時はぐいぐい力強く引っ張るのですが、本当に具合が悪いときは全く引っ張りません。ですので、散歩に連れ出すことで仮病かそうでないのかが分かります。

とにかくワンちゃんは賢く、寂しいのが苦手な動物なので常にコミュニケーションをとってあげたいものです。

まとめ

  • ワンちゃんは飼い主さんの気を引くために仮病を使う。
  • ワンちゃんは常に飼い主さんに注目をしていてほしい。
  • ワンちゃんは寂しい思いをするのが苦手。
  • ワンちゃんは賢く頭のいい動物。
  • 仮病を使っても決して怒ってはいけない。

我が家の愛犬コタローも仮病を使うことがありますが、考えてみるとそれはすべて我々人間の我儘がそうさせている気がします。

愛犬のことを常に考えて、寂しい思いをさせないように、コミュニケーションをとり、愛犬に過度のストレスを与えないようにしていきたいですね。

それが、ペットのワンちゃんを飼ううえでのマナーだと感じています。

また、犬の病気で最近増えてきているのがガンです。

人間もさることながら、犬の間でもガンが増加してきています。本当?と思われる方もいらっしゃると思いますが、犬の寿命が延びて来たことが原因のひとつだと考えられています。また、年齢を重ねることで腫瘍が発生しやすくなるのもガン発生要因のひとつだと思われます。

仮病のお話とは違い、本当の病気の話ですので中高年期になったら動物病院での健康診断を受けるようにしたいものです。

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